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韓国 限定スニーカー ニューバランスと検索しているあなたは、日本国内では手に入らない、特別な一足との出会いを求めているのではないでしょうか。
K-POPアイドルの洗練されたスタイリングを飾り、韓国のストリートファッションシーンで絶大な流行りとなっているニューバランス。
その魅力に惹かれ、いざ購入を検討し始めると、「どんな韓国モデルが人気なの?」「日本未発売の新作はどうやって手に入れる?」といった具体的な疑問が次々と浮かんでくることでしょう。
また、グローバルブランドであるナイキとの違いや、一足あると便利なスリッポン、韓国 公式サイトでの購入方法、そして「韓安い」という噂の真偽も気になるところです。
この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に答えるべく、「9060なんて読む?」といった素朴な質問から、「番号でダサいのは?」「最上位モデルは何番台ですか?」、さらにはスニーカー史に名を刻む「1300の当時の価格はいくらでしたか?」というマニアックな情報まで、韓国のニューバランススニーカーに関する全てを徹底的に深掘りし、解説していきます。
- 韓国ファッションシーンで人気のニューバランスモデルとその文化的背景
- 日本未発売モデルの効率的な探し方と、購入時に知っておくべき注意点
- モデル番号の読み方からブランドの歴史まで、知ればもっと好きになる豆知識
- 韓国公式サイトの利用方法や、その他の安全な入手ルートの比較検討

なぜ人気?韓国限定スニーカー「ニューバランス」の魅力

- 韓国でニューバランスが流行りの理由
- 人気の韓国モデルと日本未発売モデル
- ナイキと比較したニューバランスの良さ
- 話題の新作や定番のスリッポンも人気
- 韓国で買うと本当に安いのかを検証
韓国でニューバランスが流行りの理由

韓国でニューバランスがこれほどまでに国民的な人気を博している理由は、単なる一過性のブームではなく、文化的な背景に根差した複数の要因が複雑に絡み合っています。
第一に、K-POPアイドルやインフルエンサーによる絶大な影響力が挙げられます。
彼らが空港ファッションや個人のSNS投稿でニューバランスを着用すると、その情報がリアルタイムで世界中のファンに拡散されます。
特に、IUやBTSのメンバーなどが着用したモデルは「国民的スニーカー」として認知され、ファンを中心に「同じものを持ちたい」という強い購買意欲を喚起し、発売後すぐに市場から姿を消すことも日常茶飯事です。
第二に、韓国独自のファッションスタイルとの見事な親和性です。
「クアンク(꾸안꾸)」と呼ばれる「着飾っているようで着飾っていない、自然体なおしゃれ」がトレンドの基盤にある韓国では、ニューバランスのクラシックで洗練されたデザインが完璧にマッチします。
ストリートスタイルはもちろん、きれいめなジャケットスタイルの「ハズし」としても機能し、どんなコーディネートにも品良く溶け込むその汎用性が、ファッション感度の高い若者たちから絶大な支持を集めているのです。
そして第三の理由が、韓国市場を意識した巧みなマーケティングと限定商品の展開です。
韓国の人気ストリートブランド「thisisneverthat®」やセレクトショップ「KASINA」などとの定期的なコラボレーションは、デザイン性の高さから毎回大きな話題を呼びます。
こうした韓国国内でしか手に入らないという希少価値が、スニーカーヘッズやファッション愛好家の収集欲を強く刺激し、人気を不動のものにしているのです。
韓国でのニューバランス人気の理由まとめ
- 文化的影響力:K-POPカルチャーと連動した爆発的な拡散力
- ファッションとの親和性:「クアンク」に代表される韓国のトレンドに完璧にフィットするデザイン
- 戦略的な希少性:韓国限定のコラボモデルやカラー展開による所有欲の刺激
人気の韓国モデルと日本未発売モデル

韓国で特に高い人気を集めているのは、過去のアーカイブモデルを現代的に再解釈した、レトロな雰囲気とモダンなデザインが融合したシリーズです。
これらの多くは日本でも購入可能ですが、韓国でしか展開されない限定カラーが存在するため、多くのスニーカーファンが韓国での購入や個人輸入を選択しています。
特に人気の高いモデル詳細
MR530シリーズ
2000年代のフィットネスランニングシューズを彷彿とさせる、流線的でテクニカルなデザインが特徴です。
特にシルバーやホワイトを基調としたカラーは、Y2Kファッションのリバイバルと相まって韓国で爆発的な人気を誇ります。
通気性の良いメッシュ素材をアッパーに多用し、衝撃吸収性に優れたミッドソールテクノロジー「ABZORB」を搭載。デザイン性だけでなく、一日中快適な履き心地を提供してくれる点も、男女問わず支持される理由です。
1906Rシリーズ

MR530よりもさらにハイテク感を前面に押し出したデザインが魅力のモデルです。
元々は2009年に登場したブランドの創業100周年を記念する高性能ランニングシューズ「1906」の復刻版で、衝撃吸収素材「N-ergy(エナジー)」と「ABZORB」を組み合わせたソールユニットによる、抜群の履き心地を誇ります。
その近未来的なルックスが、現在のテック系スニーカートレンドに乗り、大きな注目を集めています。
ML408シリーズ

日本では展開が少なくあまり見かけないモデルですが、韓国では定番の一つとして人気を確立しています。
上記の2モデル同様、2000年代のランニングシューズにインスパイアされたデザインで、よりシンプルで日常のコーディネートに取り入れやすいのが特徴です。
手頃な価格帯も魅力で、学生を中心に支持されています。
これらの人気モデルは、ソウルのトレンド発信地である明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)にあるニューバランスの旗艦店、またはABCマートのような大手シューズセレクトショップで探すことができます。
ただし、人気カラーやサイズは発売後すぐに品切れとなる可能性が高いため、在庫を見つけたら迷わず購入を検討するのが賢明です。
渡韓前にニューバランス韓国の公式サイトで「Korea Exclusive」モデルをチェックしておくと、効率的にショッピングを楽しめるでしょう。
ナイキと比較したニューバランスの良さ

スニーカー市場の巨頭として常に比較対象となるナイキとニューバランスですが、その魅力は全く異なるベクトルを向いています。
ニューバランスの良さは、ブランドの出自に根差した「足への誠実さから生まれる圧倒的な履き心地」と、「どんなスタイルにも寄り添うデザインの汎用性」に集約されると言えるでしょう。
ニューバランスは1906年、ボストンで扁平足などを治すためのアーチサポートインソールや矯正靴メーカーとして誕生しました。
その歴史的背景から、足の健康を支えるための整形外科的な知見が製品開発の根幹にあります。
衝撃吸収と反発弾性を両立する「ENCAP(エンキャップ)」や「ABZORB(アブゾーブ)」といった独自の高機能ミッドソールは、長時間のアスファルト上での歩行でも、足腰への負担を軽減してくれると世界中で定評があります。
また、一部モデルでは足囲(ウィズ)を選べる「ウィズサイジング」を展開しており、より個人の足にフィットした一足を見つけられるのも大きな魅力です。(参照:ニューバランス公式オンラインストア「サイズチャート」)
ナイキの「ビジブルAir」のような、視覚的に革新性をアピールするテクノロジーも非常に魅力的です。
一方でニューバランスは、履いた人にしか分からない、内なる快適性と安定性を愚直に追求しているブランドという印象ですね。
一日中歩き回る旅行や、立ち仕事が多い方には、特にその違いを実感いただけるはずです。
デザイン面では、ナイキが大胆なカラーブロッキングや斬新なシルエットでファッションの主役となるスニーカーを数多く生み出しているのに対し、ニューバランスはブランドカラーであるグレーやネイビーを基調とした、落ち着いたデザインが中心です。
この「名脇役」に徹する姿勢が、流行に流されず、自分のスタイルを大切にしたいと考える人々から深く支持されています。
特徴 | ニューバランス (New Balance) | ナイキ (NIKE) |
---|---|---|
ブランドの原点 | 矯正靴メーカー(足の健康、フィット感を追求) | スポーツシューズカンパニー(アスリートのパフォーマンス向上を追求) |
コア技術 | ENCAP, ABZORBなどミッドソール技術(安定性・衝撃吸収性) | Air, ZoomXなどクッショニング技術(反発性・軽量性) |
デザイン哲学 | クラシック、オーセンティック、汎用性が高い | 革新的、先進的、ファッション性が高い |
フィット感 | ウィズサイジング展開あり、多様な足型に対応 | 比較的シャープなモデルが多い傾向 |
話題の新作や定番のスリッポンも人気

韓国のニューバランスシーンは、定番モデルの人気だけに留まりません。
常に新しいムーブメントが生まれており、特に注目すべきは、現地のファッションシーンを反映した話題の新作コラボレーションと、ライフスタイルに寄り添う定番のスリッポンタイプのモデルです。
新作コラボレーションに関しては、前述の通り韓国の気鋭ストリートブランドとの連携が非常に活発です。
これらの限定モデルは、正式な発売情報が解禁される前からSNS上でリーク情報が飛び交い、ファッション好きの間で大きな期待感をもって迎えられます。
発売日にはオンラインストアで数秒で完売することも珍しくなく、店舗によっては厳しいドレスコードを設けた上で抽選販売が行われるなど、その入手は極めて困難です。
最新情報を逃さないためには、ニューバランス韓国の公式Instagramアカウントや、現地の有力なファッションメディアを日頃からフォローしておくことが不可欠です。
一方、華やかなコラボモデルの陰で、実用性の高さから根強い人気を誇るのがスリッポンタイプのモデルです。
その代表格が、運動後の足をリラックスさせるために開発された「RCVRY(リカバリー)」シリーズ。
洗濯機で丸洗い可能なイージーケア性、そして雲の上を歩くような柔らかな履き心地を提供するミッドソール素材「CUSH+(クッシュプラス)」が最大の特徴です。
普段履きはもちろん、オフィスでの室内履きや、旅行先でのセカンドシューズとして、一度履くと手放せなくなるほどの快適さを提供してくれます。
韓国ではカフェ文化が根付いており、靴を脱いでリラックスできる座敷タイプのカフェも少なくありません。
そんな時、楽に脱ぎ履きできるスリッポンは非常に重宝します。荷物をコンパクトにまとめたい旅行においても、軽量でかさばらないリカバリーシューズは最適な選択肢と言えるでしょう。
このように、常にファッションシーンに刺激を与える新作と、人々の日常に静かに寄り添う便利なスリッポン。この両輪が、韓国におけるニューバランスの多層的な人気を支えている重要な要素なのです。
韓国で買うと本当に安いのかを検証

「韓国旅行の際にニューバランスを買うと安い(韓安い)」という話をよく耳にしますが、これは状況次第であり、一概に「常に安い」とは断言できません。
最終的な価格は、①購入するモデル、②購入時期のセール状況、そして③その時の為替レートという3つの大きな変動要因に左右されます。
まず、定番モデルの定価に関しては、日本と韓国で著しい価格差はないのが現状です。
例えば、韓国で絶大な人気を誇るMR530シリーズの定価は109,000ウォン程度です。
これを日本円に換算すると、為替レートによって変動しますが、おおよそ12,000円前後となり、日本国内での販売価格とほとんど変わりません。
しかし、韓国で購入する明確なメリットも存在します。
韓国で購入する金銭的メリット
- 大規模なセール:韓国では、特に夏(6月~8月)と冬(12月~2月)に大規模なセールシーズンがあります。この時期を狙えば、デパートやショッピングモール、ブランド直営店で30%~50%オフといった割引価格で購入できる可能性があります。
- アウトレットモール:ソウル近郊には大型のアウトレットモールが点在しており、型落ちしたモデルやシーズンオフの製品を年間通して安価に手に入れることができます。
- 免税(Tax Refund)制度:外国人旅行者にとって最大のメリットがこの制度です。韓国内の「Tax Free」表示がある店舗で30,000ウォン以上の買い物をした場合、所定の手続きを行うことで、帰国時に空港などで消費税(付加価値税)の一部が還付されます。購入金額が大きくなるほど、この恩恵も大きくなります。(参考:韓国観光公社公式サイト「ショッピング関連情報」)
オンライン購入時の注意点
日本からオンラインの並行輸入品や個人輸入代行サービスを利用する場合は、注意が必要です。
表示されている商品価格に加えて、国際送料、関税(購入額16,666円以下は原則免税)、消費税、そして代行手数料が上乗せされます。
これらの諸経費を合計すると、結果的に日本国内の正規店で購入するよりも割高になるケースがほとんどです。
価格の安さだけで判断せず、必ず最終的に支払う総額(トータルコスト)を比較検討することが極めて重要です。

韓国限定スニーカー ニューバランスの購入前に知っておきたいこと

- 9060なんて読む?モデル名の読み方
- 番号でダサいのは?という噂の真相
- 最上位モデルは何番台ですか?
- 1300の当時の価格はいくらでしたか?
- 韓国 公式サイトでの購入方法
9060なんて読む?モデル名の読み方

ニューバランスのスニーカーは、その多くが数字のモデル名で識別されており、初めて見る方にとっては「この数字、なんて読むの?」と戸惑うことも少なくありません。
特に最近、韓国のファッショニスタたちの間で人気が再燃している「9060」は、「きゅうぜろろくぜろ」と数字をそのまま日本語で読むのが最も一般的です。
海外のレビュー動画などでは、英語で「Ninety Sixty(ナインティシックスティ)」と呼ばれることもあります。
基本的に、ニューバランスのモデル名は数字を一つずつ区切って読むか、英語の数詞で読むのが通例となっています。混乱を避けるため、以下に代表的な人気モデルの読み方をまとめました。
主要モデルの読み方とアルファベットの意味
モデル名の先頭についているアルファベットにも意味があります。これを覚えておくと、そのスニーカーの出自やカテゴリが一目でわかるようになります。
モデル名 | 主な読み方 | 先頭アルファベットの意味(例) |
---|---|---|
U574 | ゆー ごーななよん | U = Unisex(男女兼用) |
M990 | えむ きゅうきゅうまる | M = Men’s(メンズ) / Made in USA |
W996 | だぶりゅー きゅうきゅうろく | W = Women’s(ウィメンズ) |
CM1600 | しーえむ いちろくぜろぜろ | CM = Classic Model(アジア製の復刻モデル) |
MR530 | えむあーる ごーさんまる | MR = Men’s Running(メンズランニング) |
このように、モデル名のルールを少し知っておくだけで、店舗スタッフに質問する際や、オンラインで商品を検索する際にも非常にスムーズになります。
読み方が分かると、スニーカーへの理解と愛着がより一層深まることでしょう。
番号でダサいのは?という噂の真相

インターネットの掲示板やSNSなどで、時折「ニューバランスの〇〇番はダサい」といった意見を見かけることがありますが、これは完全に個人の主観やその時々の流行に左右されるものであり、客観的な事実ではありません。
結論から言えば、ニューバランスのモデルラインナップに、ブランドが公式に「ダサい」と位置付けている番号は一つも存在しません。
一部で「ダサい」というレッテルを貼られがちなのは、比較的安価なエントリーモデルである400番台や、ボリューム感のあるクラシックなデザインのモデルなどです。
しかし、そうした意見が生まれる背景には、以下のような複合的な理由が考えられます。
- 価格帯による先入観:高価格帯のUSA/UK製モデル(990番台など)を至高とするコアなファンから見ると、アジア製のエントリーモデルが品質やデザイン面で物足りなく見えてしまうことがある。
- デザインの好みの多様性:ぽってりとした丸みのあるクラシックなデザインを好む人もいれば、シャープで現代的なデザインを好む人もいるため、個人の好みに合わないモデルを主観的に「ダサい」と感じてしまう。
- トレンドの変遷:ファッショントレンドは常に移り変わります。一昔前は「野暮ったい」とされていたデザインが、Y2Kファッションのリバイバルのように、数年後にはトレンドの最先端として再評価されることは頻繁に起こります。
例えば、かつては一部で「おじさんが履いているスニーカー」というイメージを持たれることもあったニューバランスですが、今では世界中のファッションウィークのスナップ常連であり、若者にとって最もクールなブランドの一つとして認識されています。
他人の評価や一時的な流行に流されず、ご自身のファッションスタイルに心からフィットし、愛着を持てる一足を選ぶことが何よりも大切です。
全てのモデルは、それぞれの明確なコンセプトとターゲットユーザーを持ってデザインされています。
番号という記号で判断するのではなく、ぜひ実際に店舗で試着してみて、ご自身の足とスタイルとの相性を確かめてみることを強くお勧めします。
最上位モデルは何番台ですか?

ニューバランスの製品ラインナップにおける「最上位モデル」とは、一般的に、ブランドが持つ最新のテクノロジーと最高品質の素材を惜しみなく投入して作られる、アメリカ製(Made in USA)およびイギリス製(Made in UK)の「990」シリーズや「1000」番台のモデル群を指します。
これらは単なるスニーカーではなく、ブランドの哲学とクラフトマンシップの象徴とされています。
990シリーズ:ブランドの技術的象徴
1982年に「1000点満点中990点」という挑戦的なキャッチコピーと共に初代「990」が登場して以来、このシリーズは常にニューバランスの技術力の結晶として、フラッグシップモデルの地位を守り続けています。
数年ごとに性能をアップデートしたバージョンがリリースされ、現在は第6世代にあたる「990v6」が最新モデルとして展開されています。
時代ごとの最高の技術が注ぎ込まれ、その卓越した履き心地と完成されたデザインは、世界中の著名人やクリエイターからも愛されています。
1000番台:歴史と格式を物語る名作群
990シリーズと双璧をなすのが、格式高い1000番台です。特に1985年に登場した「M1300」は、その画期的な履き心地から「スニーカー界のロールスロイス」とまで称賛され、今なお語り継がれる伝説的なモデルとなりました。
その後も、丸みを帯びたデザインで人気の「1400」、シャープなルックスの「1500」、ハイテク感が魅力の「1600」、そして重厚なデザインの「1700」と、それぞれに熱心なファンを持つ不朽の名作が連なります。
Made in USA / UK の価値
これらの最上位モデルは、アジア製の量産モデルと比較すると価格も2倍から3倍以上と高価です。
その理由は、アメリカのニューイングランド地方やイギリスのフリンビーにある工場で、熟練の職人たちが多くの工程を手作業で仕上げているためです。
選び抜かれた上質なスエードやレザーの質感、精密で美しいステッチワーク、そして何よりも足を入れた瞬間にわかる卓越した履き心地は、この価格を納得させるだけの価値があります。まさに「一生モノ」となりうる、特別な一足と言えるでしょう。
1300の当時の価格はいくらでしたか?

ニューバランスの輝かしい歴史の中でも、ひときわ特別なオーラを放つ伝説的モデル「M1300」。
その発売当時の価格は、スニーカーが単なる運動靴からファッションアイテム、そしてステータスシンボルへと進化する歴史的転換点を象徴するものでした。
1985年にアメリカで発売された際の定価は130ドル。そして、同年に日本国内で販売が開始された際の価格は、驚愕の39,000円でした。
当時の日本の大卒初任給の平均が14万円程度だったことを考えると、これが現代の貨幣価値でどれほど高価なスニーカーであったかが容易に想像できます。
一般的なスポーツシューズが数千円で購入できた時代において、この価格設定はまさに衝撃的であり、「常軌を逸している」という声も少なくありませんでした。
しかし、その価格は決して伊達ではありませんでした。
M1300は、世界で初めてミッドソールに、衝撃吸収性に優れたEVA素材を頑丈なポリウレタンで包み込んだ画期的なテクノロジー「ENCAP」を搭載したモデルです。
これにより、それまでのスニーカーとは比較にならない次元のクッション性と安定性の両立を実現したのです。
ファッション界の重鎮、ラルフ・ローレン氏が試着した際に「まるで雲の上を歩いているようだ」と絶賛したという有名な逸話は、M1300がもたらした革命的な履き心地を雄弁に物語っています。
この衝撃的な価格と、それを凌駕するほどの圧倒的な性能。
この二つがM1300を単なるスニーカーではなく「伝説」の領域へと押し上げました。
現在でも5年ごとに忠実な復刻版がリリースされますが、その度に激しい争奪戦が繰り広げられる、特別なモデルとしての地位を不動のものとしています。
韓国の公式サイトでの購入方法

韓国限定モデルや日本国内で完売してしまったモデルを探す上で、最も信頼性が高く情報が早いのがニューバランス韓国の公式サイトです。
しかし、残念ながら2024年現在、公式サイトは日本への直接配送サービスを行っていません。
そのため、日本から公式サイトの商品を購入するには、「転送サービス」という第三者のサービスを介する必要があります。
手順はやや煩雑で手数料もかかりますが、どうしても欲しい限定モデルがある場合には、非常に有効な手段となります。
転送サービスを利用した購入の基本ステップ
- 韓国転送サービス会社に登録する
まず、インターネットで「韓国 転送サービス」などと検索し、信頼できるサービス会社(例:Malltail, Baggage Forwardなど)を見つけて会員登録を行います。登録が完了すると、自分専用の韓国国内の住所(倉庫の住所)と電話番号が発行されます。 - ニューバランス韓国公式サイトで会員登録・購入手続き
次に、ニューバランス韓国公式サイトで新規会員登録を行います。この際、配送先情報として、ステップ1で取得した転送サービスの住所と電話番号を正確に入力します。登録後、希望の商品をカートに入れ、クレジットカードなどで決済を完了させます。 - 転送サービス会社へ転送依頼を行う
商品がニューバランスから発送され、転送サービスの韓国倉庫に到着すると、サービス会社からメールなどで通知が届きます。通知を受けたら、サービス会社のウェブサイトのマイページにログインし、日本への発送(転送)依頼を行います。この段階で、国際送料や各種手数料を支払います。 - 日本国内で商品を受け取る
荷物が日本に到着し、税関での検査を経て、自宅に届けられます。この際、商品の価格によっては日本の関税や消費税が課せられ、配達時に請求される場合があります。
利用上の注意点とリスク
この方法は、韓国語のウェブサイトでの会員登録や住所入力が必要な上、複数の手数料(転送手数料、梱包手数料、国際送料、関税など)が発生するため、総額が予想以上にかかる可能性があります。
また、万が一商品の初期不良やサイズ間違いがあった場合の返品・交換手続きは非常に煩雑になります。これらのリスクを十分に理解した上で利用することが重要です。
語学に不安がある方や、より手軽に購入したい方は、手数料は割高になりますが、日本語で取引が完結し、検品や補償制度が充実しているBUYMA(バイマ)のような購入代行プラットフォームを利用する方が安心と言えるでしょう。
まとめ:韓国 限定スニーカー ニューバランスの選び方
- 韓国ではK-POPアイドルやインフルエンサーの影響でニューバランスが国民的ブームとなっている
- 特にシルバー系のMR530やハイテクな1906RといったY2Kテイストの韓国モデルが人気を牽引
- 日本では手に入らない韓国限定の希少なカラーや人気ブランドとのコラボモデルが多数存在する
- ナイキと比較した場合、ニューバランスは矯正靴をルーツとする圧倒的な履き心地とデザインの汎用性が最大の魅力
- 新作コラボ情報は韓国公式サイトや現地のファッションメディアのSNSでいち早くチェックするのがおすすめ
- 手軽さと快適さで、運動後のリカバリーや普段履きに最適なスリッポンタイプも隠れた人気を誇る
- 韓国で買っても為替レートにより必ずしも安いとは限らず、定番モデルの定価は日本と大差ないことが多い
- 旅行の際はセール時期を狙ったり、外国人旅行者向けの免税手続きを忘れずに行ったりするとお得に購入できる可能性がある
- モデル番号9060は「きゅうぜろろくぜろ」と読むのが一般的で、モデル名のアルファベットにも意味がある
- 特定の番号がダサいということはなく、個人の好みとファッションスタイルに合うかが全てである
- USA・UK製の990番台や1000番台が、ブランドの技術と哲学が詰まった最上位モデルとされている
- 伝説のモデルM1300は1985年当時、日本では39,000円という衝撃的な高価格で発売された歴史を持つ
- 韓国公式サイトからの直接購入は不可で、日本から手に入れるには転送サービスなどの利用が必須となる
- 最終的には流行や他人の評価に左右されず、自分の足にフィットし、長く愛せる一足を選ぶことが最も大切
- 韓国旅行の際には、日本では出会えない一足を探す宝探しのような感覚で、現地のスニーカーショップを巡るのも大きな楽しみの一つ

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