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こんにちは。スニーカー完全ガイド運営者のMです。
スニーカーのベロが痛いと、歩くたびに足の甲がズキッとしてテンション下がりますよね。
靴紐の締めすぎで甲が当たる、ベロがずれて靴擦れや水ぶくれになる、縫い目が刺さる、タンずれが気になる……このへん、あなたも心当たりがあるかも。
この記事では、スニーカーのベロが痛い原因を足の甲の構造やフィットの考え方から整理して、紐の通し方(ヒールロックやギャップレーシング)・タンパッドやベロパッド(100均含む)・インソールや厚手の靴下・履き慣らし・ドライヤーを使ったフレア成形まで、現実的に効く順でまとめます。
スタンスミスやエアフォース1、コンバース、ヴァンズ系で起きやすいパターンも触れるので、当てはまるなら参考になるはずですよ。
先に言っておくと、ほとんどのケースは「原因の切り分け」さえできれば改善します。
逆に、やみくもに紐を緩めたり、ベロを折り込んだりすると、別の不快感(踵が抜ける、前滑りが増える、甲が擦れる)が出ることもあるので、ここは手順どおりにいきましょう。
- スニーカーのベロが痛くなる根本原因
- 靴紐の結び方で圧を逃がす方法
- パッドやインソールでの即効対策
- 買い替えや相談の判断基準

スニーカーのベロが痛い原因

まずは「何が当たって、どこが痛いのか」を切り分けます。ベロそのものの硬さ・縫い目・ベロのズレ(タンずれ)・靴紐の圧迫・サイズ不一致が、だいたいの原因です。ここを外すと、対策もズレます。
痛みの種類は大きく2つです。ひとつは「圧迫でズキッ(神経・腱っぽい)」、もうひとつは「擦れてヒリヒリ(水ぶくれルート)」です。あなたの痛みがどっち寄りかで、最短ルートの対策が変わります。
- レースバイトと甲の神経痛
- 靴紐締めすぎで甲が当たる
- ベロがずれると靴擦れ水ぶくれ
- 硬いベロが刺さる縫い目
- 甲高とサイズ違いで圧迫
レースバイトと甲の神経痛
スニーカーのベロが痛いとき、よく起きているのがレースバイト(靴紐やベロの圧迫で甲が痛む状態)です。
擦れてヒリヒリするだけじゃなく、甲の中の腱や神経が圧迫されて「刺すような痛み」になることもあります。
足の甲は脂肪が薄く、骨・腱・神経が表面に近いのがポイント。
そこに靴紐の圧やベロのエッジが乗ると、神経痛っぽい痛みや、腱まわりの炎症っぽい違和感が出やすいです。

なぜ歩くと痛みが増えるの?
ここ、気になりますよね。立っているだけだとそこまで痛くないのに、歩き出すと急に痛くなるパターンはすごく多いです。
理由は、歩行中に足首が背屈(つま先を上げる動き)して、甲の表面がグッと張り出すから。ベロや靴紐がその張り出しに追従できないと、甲の一点に圧が集中します。
靴の中で足が少し前に滑る人はさらに要注意。ヒールストライク(踵着地)で衝撃が入るたびに足が前に寄り、ベロと甲の摩擦が増えます。つまり「圧迫+摩擦」の合わせ技で痛みが出るんですよ。
スケート靴でも起きる現象=メカニズムは共通
レースバイトはスケート靴の分野でもよく知られていて、足首の動きに伴うベロ部の摩擦・圧迫で、伸筋腱周辺に炎症が出ると説明されています。
スニーカーでも「硬いベロ」「締めムラ」「背屈で当たりが増える」という条件が揃うと、同じように痛みが出やすいです。
(出典:Hanら「Epidemiology of Figure Skating Injuries」)
チェックのコツ
- 靴を脱いだあと、甲に紐の跡がくっきり残る
- 特定の一点だけ痛い(広範囲の擦れではない)
- 歩いていると痛みが増える(立ってるだけだと軽い)
- 押すとピンポイントで響く(縫い目の段差や紐の交差部)
この段階でやっていい応急処置
私なら、まずその場で紐をほどき直して圧を分散します。
痛い場所が一点なら、そこだけ圧を抜く(ギャップレーシング)を試す。擦れっぽいなら、まず踵のホールドを上げて前滑りを止める(ヒールロック)を試す。
ここを間違えると「緩めたのに悪化した」になりがちです。
注意
しびれ、感覚が鈍い、夜も痛い、腫れが強いなどがある場合は、靴の問題だけでなく別の原因が混ざることもあります。
無理せず、医療機関やシューフィッターなど専門家に相談してください。痛み止めや湿布などの使用は、体質や既往歴で変わるので、最終的な判断は専門家にご相談ください。

靴紐締めすぎで甲が当たる
一番ありがちなのがこれ。
見た目をスッキリさせたくてギュッと締めると、甲に圧が集中して靴紐が食い込むんですよね。特にベロが薄いモデル(キャンバス系)や、アイレット(紐穴)間が広い靴だと圧が逃げにくいです。
ここで大事なのは「全体を緩める」じゃなく、痛い部分だけ圧を抜くこと。全体を緩めると踵が浮いて足が前に滑り、逆にベロと甲の摩擦が増えて悪化しがちです。
締めすぎが起きる人の共通点
締めすぎって、実は「キツく締めた自覚がない人」に多いです。例えば、左右で締め具合が違う(利き手で強く引く)、上だけ強く締める(足首でロックしたくなる)、歩く前にだけ締めて途中で緩めない(紐が馴染むと局所圧が出る)。このへん、あなたもやってるかも。
もうひとつは、足の甲が当たりやすい構造の人。甲高・ハイアーチ寄りだと、同じ締め具合でも圧が増えます。
だから「いつも通りなのに、このモデルだけ痛い」も普通に起こります。
私の経験上の目安
紐を締めたとき、左右のアイレット間が「指が入るくらい」の余裕があると、局所圧が出にくいです。あくまで一般的な目安なので、痛みが出ない範囲で調整してください。
締め方を整えるだけでラクになるパターン
締めすぎ由来の痛みは、結び直しでかなり改善します。私がよくやるのは「一段ずつ、均等に締め直す」方法です。いきなり上だけ引かず、つま先側から少しずつ整える。これだけで圧の偏りが消えます。
もし「交差しているところが当たって痛い」なら、パラレル(直線)通しに変えるのもアリ。交差点が減るので、甲への圧が均等化されやすいです。あと、紐の素材も地味に効きます。硬い平紐は当たりが強く出やすいので、柔らかい丸紐に変えるとラクになることもありますよ(見た目も変わるので好みで)。
| 症状 | よくある原因 | 最初に試すこと |
|---|---|---|
| 甲の一点がズキッ | 締めムラ/交差部の局所圧 | ギャップレーシングで逃がす |
| 広めにジワジワ | 全体的に締めすぎ | 一段ずつ締め直し+パラレル |
| 歩くほど悪化 | 前滑り+摩擦 | ヒールロックで踵固定 |
ベロがずれると靴擦れ水ぶくれ
「最初は平気なのに、歩いてると痛くなる」タイプは、ベロがずれる(タンずれ)か、足が前に滑って靴擦れ→水ぶくれに近いルートが多いです。
歩行中は足首が曲がり、甲の形も動きます。
そのたびにベロが横に流れてエッジだけが当たったり、紐が一点に乗ったりして摩擦が増えるんですね。特に、踵が抜けやすい履き方をしていると、足が前に滑って摩擦が倍増します。
タンずれの原因は「靴の中の遊び」
ベロがずれる原因って、ベロ単体の問題に見えて、実は靴全体のバランスが崩れていることが多いです。例えば、踵が浮く→足が前へ→ベロが引っ張られて片側へ寄る。
これ、すごく典型。あと、甲の内側が高く外側が低い(足の形に左右差がある)人も、歩いてるうちにベロが外へ流れやすいです。
そして厄介なのが、水ぶくれ系。摩擦は「同じ場所に繰り返し起きる」ほどダメージが溜まります。最初は赤みだけでも、我慢して歩くと皮膚がズレて水疱になります。ここまで行くと治るまで時間がかかるので、早めに対処したいところです。
ズレ由来の痛みは、まず固定
ベロの中央を正面に戻しても歩くとズレるなら、シュータンループ(ベロの紐通し)を活用して固定するのが近道です。次の章で具体策を解説します。
私がまずやる「ズレ対策の順番」
私なら、まずベロを真ん中にセット→タンループに紐を通すをやります。
それでもズレるなら、踵が浮いていないかを確認してヒールロック。
ここまでやってもズレるなら、ベロの厚み不足や縫い目の段差が原因かもしれないので、タンパッドを足して「ズレても当たりが出ない」状態にします。
水ぶくれができそうなときは、靴側だけじゃなく皮膚側を守るのも大事です。
靴擦れ防止テープ(不織布タイプ)を当たる場所に貼ると、摩擦が皮膚に直撃しにくくなります。テープは汗で剥がれることもあるので、予備を持っておくと安心ですよ。
注意
すでに水ぶくれができている場合、無理に潰すと感染リスクが上がることがあります。状態が強いときは、専門家に相談してください。セルフケアは無理せず、清潔に保つのが基本です。
硬いベロが刺さる縫い目
新品のレザー系や硬めの合成皮革だと、ベロの硬さ・縫い目・折れ目が「壁」になって甲に当たりやすいです。エアフォース1みたいにレザーがしっかりしているモデルは、履き始めで出やすいですね。
縫い目の段差が当たっている場合、ただ紐を緩めても解決しないことがあります。こういうときは、縫い目の段差をクッションで“無効化”するのが早いです(タンパッドやテープ)。
「刺さる」原因は、段差と折れグセ
硬いベロの痛みって、単純に硬いからではなく、「硬い素材が一定の角度で折れて、角が当たる」ことが原因になりがちです。
ベロの付け根に折れグセがつくと、歩くたびに同じ場所が押されます。縫い目があると、その段差が“押し子”みたいに一点を攻撃します。
このタイプは、履いているうちに馴染んで消えることもあります。
ただ、馴染む前に皮膚が負けてしまう人も多いので、最初からクッションを入れて「馴染むまでの期間を安全に乗り切る」ほうが現実的かなと思います。
モデル別の起きやすさ(ざっくり)
私の体感ですが、レザーが厚いモデル(例:エアフォース1)は最初に硬さが出やすいです。
逆に、スタンスミスはベロの形状や長さで当たりが出る人がいます。コンバースはベロが薄いので“縫い目というより紐が当たる”系が多い。ヴァンズはキャンバスでもベロの先端が折れて当たる人がいます。
もちろん個体差・足の形で変わるので、「このモデルだから絶対」ではなく、あくまで傾向として見てください。
最短で効く対策
- 縫い目の上に薄めのタンパッドを貼って段差を消す
- 靴擦れ防止テープを肌側に貼って皮膚を守る
- ベロを真ん中に置いてから紐を締め直し、折れ位置をズラす
注意
縫い目を削る、切るなどの加工は元に戻せません。
まずはパッドやテープで当たりを消してから判断するのが安全です。加工の可否はモデルや素材で変わるので、正確な情報はメーカーの公式サイトをご確認ください。
甲高とサイズ違いで圧迫
甲高の人は、同じサイズでも「甲の容積」が足りず、ベロと靴紐に押しつぶされやすいです。
逆にサイズが大きすぎると、今度は足が靴の中で前後に滑って摩擦が増えます。つまり、小さくても大きくても痛くなるんですよ。
スタンスミスのようにベロの形が特徴的なモデルは、甲の当たりが出やすいこともあります。ここは個人差が大きいので、痛む場所とフィットのズレを見ながら調整していきましょう。
甲高の人がハマりがちな落とし穴
甲高の人は「長さは合ってるのに甲が痛い」が起きます。つま先の余裕があるからサイズは合ってると思いがちですが、実際は甲の高さでベロが押し上げられて圧迫が出ていることが多いです。ここで無理に紐を緩めると、今度は踵が浮いて前滑り→摩擦が増える。だから、甲高の人ほど「圧を逃がす結び方(ギャップレーシング)」と「踵の固定(ヒールロック)」の合わせ技が効きます。
大きすぎ問題=前滑りでベロが攻撃してくる
一方、サイズが大きいとベロが痛くなるのも普通にあります。理由は前滑りです。足が前に動くとベロが引っ張られてズレやすくなるし、甲の表面を擦る回数も増えます。痛みが「擦れっぽい」「歩くほど増える」なら、大きすぎの可能性も疑っていいです。
購入時・履き始めのチェック(一般的な目安)
- つま先に少し余裕があり、踵が浮かない
- 紐を締めたときアイレット間が極端に狭すぎない/広すぎない
- 足首を曲げたとき、ベロが不自然に折れて甲を押さない
サイズ感の見直しや、インソールでの容積調整の考え方は別記事でも詳しくまとめています。より深く知りたい場合は、スニーカーは1cm大きめが正解?サイズ選びのコツも参考にしてください。
それでも合わないときの考え方
ここは大事なので正直に言うと、どれだけ工夫しても「木型が合わない」ことはあります。
甲の高さ、足幅、踵の形、指の長さは人それぞれなので、モデルによって相性が出ます。
対策を試しても甲の圧迫が消えないなら、無理に我慢せずにモデル変更や専門家相談を検討したほうが、結果的に早く快適になります。

スニーカーのベロが痛い対策

対策は「固定して滑りを止める」「圧を逃がす」「クッションで守る」「素材を馴染ませる」「根本のサイズを見直す」の順に効かせるのがコツです。お金をかけずにできる順からいきます。
ここからは、あなたが今すぐ試せるものを中心に書きます。全部やる必要はなくて、あなたの痛みタイプに合うものからでOKです。
- ヒールロックでベロ固定
- ギャップレーシング通し方
- ドライヤーでフレア成形
- ベロパッドタンパッド100均
- インソール厚手靴下で調整
- スニーカーのベロが痛い切る前に
ヒールロックでベロ固定
ヒールロックは、踵を後ろに固定して足の前滑りを止める結び方です。これだけで「ベロが当たる」「歩くと痛い」がスッと引くことが多いです。理由はシンプルで、足が前に滑らなければベロとの摩擦が減るから。
ヒールロックが効く人
- 歩くと踵が少し浮く
- ベロがズレてエッジが当たる
- 甲が擦れてヒリヒリする
ヒールロックのやり方(文章で迷わない版)
私が説明するときは、こう言います。「最後の2つの穴で、左右に小さい輪っかを作って、反対側の紐をその輪っかに通して締める」。これだけです。
- 一番上のアイレット(左右)には、交差させずにそれぞれ上方向へ紐を通して“輪”を作る
- 右の紐を左の輪へ、左の紐を右の輪へ通す
- 輪に通した紐を上に引いて踵を固定し、そのまま結ぶ
失敗しやすいポイント
ヒールロックが効かないときは、だいたい「輪が小さすぎる」「締める順番が逆」「上だけ締めすぎ」のどれかです。いきなり全力で締めると甲に圧が戻るので、踵を固定してから、甲の締め具合を微調整するのがコツです。ここ、ちょっとした順番で体感が変わりますよ。
私がよくやる微調整
踵が固定できたら、甲の痛いところを指で押しながら紐のテンションを少しだけ抜いていきます。「踵は固定、甲はラク」が作れると一気に快適になります。
やり方は、最後の2つのアイレットでループを作って反対側の紐を通し、締め上げるだけ。文章だと分かりにくいので、図解や紐の通し方のバリエーションまで知りたいなら、ベロ紐通し完全ガイド(ズレ防止)も見てみてください。

ギャップレーシング通し方
甲の一番高いところだけ痛いなら、ギャップレーシング(痛い部分のアイレットをスキップして圧を逃がす方法)が強いです。紐全体を緩めないので、踵のホールドを残したまま「痛い一点」だけ消せます。
どの穴をスキップすればいい?
ギャップレーシングは「痛い場所の真上」を狙うのが基本です。例えば、甲の中央が痛いなら、中央付近のアイレットを一段飛ばしてみる。痛い場所が少し上寄りなら、上寄りの段を飛ばす。これだけで、痛みの出る一点の圧がスッと抜けることがあります。
ポイントは、スキップした後の紐の流れを乱さないこと。飛ばしたぶん、次の段で左右の紐のテンションが偏りやすいので、最後に全段のテンションを軽く整えます。ここを丁寧にやると、「緩いのに安定してる」状態が作れます。
| 方法 | 狙い | 向く痛み |
|---|---|---|
| ギャップレーシング | 痛い箇所の圧をカット | 甲の一点がズキッ |
| パラレル(直線) | 圧を均一化 | 広めにジワジワ |
| ダブルレーシング | 上と下で締め分け | つま先は楽、甲は安定 |
組み合わせると強い「固定+逃がし」
私が一番おすすめするのは、ヒールロック+ギャップレーシングです。踵の前滑りを止めつつ、痛い一点の圧だけ抜けるので、ベロの痛みに対してかなり相性がいい。逆に、ギャップだけで全体が緩くなるなら、踵固定が足りてないサインかもです。
ポイントは、痛い箇所の「上か下」のアイレットで調整して、圧が戻らない形にすること。フィットを崩さずに痛みを逃がせるので、まず試す価値ありますよ。

ドライヤーでフレア成形
硬いベロが刺さるタイプは、形状を少し変えるだけで楽になります。レザーや厚めの合皮なら、ドライヤーの温風で軽く温めてから、ベロ先端を外側に反らせるフレア成形が効くことがあります。
ただしこれは、素材や接着の状態でリスクもあるので慎重に。短時間・低温寄りで様子見が鉄則です。

安全にやる手順(私ならこうする)
- まずは手でベロを揉みほぐして、硬いポイントを探す
- ドライヤーは近づけすぎず、短時間だけ温める(熱を当て続けない)
- 温まったら、ベロ先端を外側へ軽く反らせて形を作る
- 冷めるまでその形をキープし、当たりが減ったか確認する
ポイントは「一気に曲げない」こと。少しずつ形を変えて、当たりが減る位置を探します。やりすぎると見た目も変わるし、素材を痛める可能性もあります。
フレア成形が合わない素材もある
スニーカーによっては、メッシュ・薄い合皮・プリント・樹脂パーツなど、熱が苦手な素材が混ざっています。その場合は無理しないほうがいいです。代替案としては、履き慣らし(短時間から)、タンパッドで当たりを消す、紐の通し方で折れ位置を変えるのほうが安全です。
注意
- 熱に弱い素材(薄いメッシュ、樹脂パーツ、プリント)では無理しない
- 温めすぎると変形や劣化の原因になる
- 不安なら靴修理店に相談する
素材ごとの正確な扱いはモデルで違うので、最終的にはメーカーの注意事項など公式情報も確認してください。
ベロパッドタンパッド100均
即効性でいえば、ベロパッド(タンパッド)がかなり強いです。ベロの裏に貼ってクッションを足すだけなので、縫い目の段差や靴紐の食い込みを物理的に遮断できます。
予算を抑えたいなら、100均のジェルパッドや靴擦れ防止テープを流用するのもアリ。ただ、粘着が弱かったり、汗でズレたりもするので「まず試す」用途が向いてます。
素材で効き方が変わる(選び方の考え方)
タンパッドは素材で性格が変わります。ふわふわのスポンジ系は当たりを柔らかくしてくれるけど、厚くすると窮屈になりやすい。シリコン系は局所圧を分散しやすいけど、汗でズレると気持ち悪いことがある。フェルト系は段差をならすのが得意だけど、吸湿してヘタりやすい。だから「どれが最強」じゃなくて、あなたの痛みタイプに合わせるのが正解です。
| 種類 | 得意 | 注意点 |
|---|---|---|
| EVA/スポンジ | 広めの当たりを柔らかく | 厚すぎると窮屈 |
| シリコン/ジェル | 一点の鋭い痛みを分散 | 汗でズレやすい |
| フェルト | 縫い目の段差をならす | 吸湿でヘタりやすい |
| テープ(肌側) | 水ぶくれ予防に強い | 貼り直しが必要 |
貼る位置のコツ
痛い場所が一点なら、パッドも一点に寄せるのが効きます。逆に広範囲なら、薄めのパッドで面を作るほうが自然です。貼りすぎると窮屈になって逆効果なので、少しずつ調整してください。

100均でやるなら「一時しのぎ→本命」の流れがラク
100均のパッドは、最初のテストとしては優秀です。「これ貼るとラクになるんだ」を確認できるので、無駄買いが減ります。もし効いたなら、次は粘着や耐久が安定している製品に切り替えるとストレスが減ります。逆に、100均で効かないなら、貼る位置がズレているか、そもそも原因がパッドではない可能性が高いです(前滑り・締めムラ・サイズ不一致など)。
インソール厚手靴下で調整
靴が少し大きい・踵が浮く・足が前に滑る……このタイプは、インソールと厚手の靴下で「内部の空間」を埋めるのが効きます。摩擦が減れば、ベロの痛みも落ち着きます。
インソールは厚ければ良いわけじゃなく、あなたの足と靴の容積差に合わせるのが大事。厚手の靴下も同じで、クッションが増える反面、蒸れやすさも出ます。使うシーン(通勤・旅行・長時間歩く日)に合わせて選ぶのが現実的です。

インソールで「甲の当たり」が減る理由
インソールを入れると足の位置が少し上がるので、単純に甲がベロに近づいて痛くなりそう…と思うかもですが、実際は逆にラクになるケースも多いです。理由は、足が靴の中で暴れにくくなるから。前後の滑りが減ると、ベロがズレにくくなり、摩擦も減ります。
ただし、盛りすぎると窮屈になって圧迫が増えることもあります。だから、足の甲が痛い人ほど「厚すぎないインソール+結び方で圧を逃がす」が安定です。
選び方の目安
- 全体がゆるい:クッション系インソール+少し厚手の靴下
- 踵だけ浮く:ヒールロック+踵のホールド系インソール
- 甲が痛い:ギャップレーシング+薄めのタンパッド
| 悩み | インソールの方向性 | 合わせ技 |
|---|---|---|
| 前滑りが強い | 滑りにくい表面+踵の収まり重視 | ヒールロック |
| 甲の圧迫が強い | 厚すぎないクッションで局所圧を減らす | ギャップレーシング |
| 長時間歩くと痛い | 疲労軽減タイプ(反発+クッション) | タンパッド |
インソールでのサイズ調整をもう少し体系的に知りたいなら、スニーカーのサイズ選びと中敷き調整のコツも役立つと思います。
注意
インソールで足の高さや角度が変わると、別の部位(膝・すね・足裏)に違和感が出ることもあります。痛みが増える場合は無理せず中止し、最終的な判断は専門家にご相談ください。
スニーカーのベロが痛い切る前に
「もうベロを切るしかない?」って思うくらい痛いとき、気持ちは分かります。でも、切るのは最後。まずはここまでの対策を順番に当ててみてください。私のおすすめの流れはこれです。

私のおすすめフロー
- 固定:ヒールロック+シュータンループでベロを真ん中に固定
- 圧を逃がす:ギャップレーシングで痛い部分だけ緩める
- 守る:タンパッドや靴擦れ防止テープで当たりを消す
- 馴染ませる:素材が硬い場合は、無理のない範囲でフレア成形や履き慣らし
- 根本:サイズやモデルが合っていないなら見直す
「切る」判断の前に、まずここまで確認
ベロを切る・削るって、効果が出ることもあります。でも、戻せないです。だから私は、切る前に必ず「原因が構造なのか、運用(結び方・前滑り)なのか」を確認します。運用で改善できるなら、切る必要がなくなるからです。
例えば、ベロが長くて足首に当たるタイプでも、折り返して紐で固定すると楽になることがあります。縫い目が当たるなら、タンパッドで段差を消してから判断できます。前滑りが原因なら、ヒールロックで根こそぎ解決することもあります。つまり、切るのは「最後の最後」なんですよ。
| 痛みの特徴 | まず疑う原因 | 優先する対策 |
|---|---|---|
| 一点が刺さる | 縫い目/硬いエッジ | タンパッド+折れ位置調整 |
| 歩くほど擦れる | 前滑り/タンずれ | ヒールロック+ループ固定 |
| 締めるとズキッ | 局所圧(締めムラ) | ギャップレーシング |
| 何をしても圧迫 | サイズ・木型不一致 | モデル変更/専門家相談 |
それでもスニーカーのベロが痛い状態が続く、しびれや強い炎症っぽさがある、歩き方まで崩れてきた……という場合は、無理に我慢しないでください。最終的な判断は専門家にご相談ください(整形外科、スポーツ系の外来、シューフィッター、靴修理店など)。
また、モデルごとの素材・構造・取り扱い注意は変わります。ケア用品や加工の可否など、正確な情報はメーカーの公式サイトをご確認ください。
切る・削る前の注意
ベロを切る、縫い目をいじるなどの改造は、見た目や耐久性に影響しやすく、失敗すると元に戻せません。どうしても必要なら、靴修理店で相談してから進めるのが安全です。特に接着や補強が絡む作業は、プロに任せたほうがリスクが下がります。
スニーカーのベロが痛い問題は、原因の切り分けさえできれば、だいたいは改善できます。あなたの足に合うやり方を見つけて、快適に歩ける一足に育てていきましょう。




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